知らない間に忍び寄る「依存症」を”克服”したい!克服するためのたった「7つ」の方法!

知らない間に忍び寄る「依存症」を”克服”したい!克服するためのたった「7つ」の方法!

アルコール依存症、薬物依存症、インターネット依存症などさまざまな依存症が現代社会には存在します。依存症に悩まされている人は少なくないですよね。なかなか抜け出せない依存症を克服するための、自分でも出来る方法をお教えします!

「依存症」を克服する方法!?

依存症とは、ある物質や物事に執着、熱中することで有害な結果を招くにも関わらず、やめることが出来ない状態のことです。アメリカでは、アルコールやタバコ、あるいは違法薬物が死に繋がったケースが全ての死因の4分の1を占めているとの調査結果も出ています。

現代社会で沢山の人が悩んでいる病気です。ギャンブル依存症で借金をしてしまう、薬物依存症で違法薬物がやめられなくなるなど、深刻な事態に陥ることがあります。自身の生活や他人との関係に支障をきたしたり、健康に害を及ぼしたりします。

依存症の種類はたくさんある

依存症の種類は多岐にわたります。物質依存では薬物依存症やニコチン依存症、アルコール依存症などが代表的です。その他、物事に対する依存としてインターネット依存症、ゲーム依存症、恋愛依存症、性依存症、また人に依存してしまう共依存などもあります。

【ギャンブル依存症】

ギャンブル依存症とは、競馬やパチンコなどに多額の資金を使ってしまい、人によっては借金をして自身の生活に支障を来たす依存症です。最初は何千円、何万円など比較的小さな額から始まり、それが段々と数十万円などと使う額が多くなっていくのが特徴です。

【アルコール依存症】

一日中アルコールを摂取していないといられなくなったら、アルコール依存症かもしれません。「もう一杯だけ」と段々飲む量が増えていき、アルコールなしでは生活出来なくなるのが特徴です。肝機能に異常をきたすなど、健康被害が大きい依存症です。

【薬物依存症】

大麻や覚せい剤、危険ドラッグなどの違法薬物などがやめられなくなるのは薬物依存症です。興味やストレス解消の手段として手を出してしまい、抜け出せなくなるケースが多いです。深刻な健康被害も出やすく、最悪の場合死に至ります。

【ニコチン依存症】

薬物依存症の一種で、自らの意思で禁煙することが出来なくなった状態を言います。タバコに含まれるニコチンに、依存性があります。タバコを習慣的に吸う人の約7割がニコチン依存症だと言われています。自力で禁煙をすることが困難な場合が多く、禁煙外来などの専門的な治療が必要になることがあります。

【インターネット依存症】

日常生活に支障をきたすほど、インターネットやオンラインゲームに熱中してしまう状態も依存症の一種です。最近では頻繁にスマートフォンを見てしまうスマホ依存症なども増えてきています。少しだけ見るつもりが、気付いたら何時間とインターネットなどに熱中してしまう症状が見られます。

【恋愛依存症】

恋愛面において、楽しい気分よりも不安やイライラが大きかったり、自分や相手を傷付ける行動ばかり取ってしまっていたら恋愛依存症かもしれません。LINEで返信が来ないと過度に不安になったりします。そういった辛い思いをしていても、恋愛をやめることが出来ないのが特徴です。

【共依存】

他人に頼る人と、他人に頼られないと不安になる人の間で成立する依存症を共依存といいます。自分を犠牲にしてまで相手の世話をしてしまう人は要注意です。共依存の関係は、家庭内暴力やDVに発展することがあります。依存してしまっているため、相手に嫌だと言えないからです。親子間の共依存も増えてきています。

依存症の原因は、「ドーパミン」と「離脱症状」だった!?

最悪、人を死に至らしめてしまう「依存症」はどうして起こるのでしょうか。その原因には、ドーパミンの過剰な分泌と、離脱によるいわゆる禁断症状が関係しています。
快楽物質であるドーパミンが多量に分泌され、物質や物事に依存してしまうのです。また、離脱症状によって不安やイライラ、身体の不調が現れ、やめたくてもやめられないといった状態を引き起こします。

物質依存は「耐性」と「離脱」による禁断症状が原因!?

アルコール依存や薬物依存などは物質依存と呼ばれています。人には「耐性」という、ある物質を摂り続けることによって徐々にそれまででの量では我慢できなくなり、摂取量が増えていく性質があります。
段々とタバコを吸う本数が増えてきたり、アルコールの量が増えたりするなどです。摂取しなくなったときに、「離脱」による不安やイライラなどのいわゆる禁断症状が出現し、我慢出来なくなってしまうのです。

物質依存はアルコールやニコチン、ドラッグなどが脳神経の変化を引き起こしやすくします。
脳神経が変化したまま放置すると、脳は常にその物質を摂取しないと正常ではないという認識が起こります。そして、耐性が出来て今までの量では正常に保てなくなり、摂取量が増えるのです。

物事に対する依存は「ドーパミンの過剰な分泌」

人間の脳にはドーパミンという快楽物質があり、少し身体を動かすなど行動意欲全てにドーパミンが伴います。依存している物事を行うときに、過剰にドーパミンが分泌され、快楽気分が脳に記憶されてしまいます。

ストレスなどで脳内のバランスが崩れている場合、ドーパミンを分泌量以上に出ていると勘違いしてしまうのです。ドーパミンを強く感じやすい体質になっているということです。アルコール依存症やニコチン依存症にもドーパミンが関係していると言われています。人が楽しいと思うこと全てに、依存症になる可能性があるのです。

克服する第一歩!「その物事に対する情報をシャットダウンする」

依存症に苦しんでいる人は、やめるのがとても大変だと感じていますよね。克服への道のりは楽なものではなく、長期戦を覚悟しなければいけませんが、自分で始められる克服法があります。それは「依存している物質や物事に関連する情報を絶つ」「失われた時間やものについて深く考えてみる」などです。

悔しいけど、まずは自分が依存症だと自覚するべし!

一番に、自分が依存症だと自覚することが大切です。依存している自覚があまり持てないようでしたら、実験と思って自分がはまっているものや行動をしばらくやめてみるといいでしょう。我慢出来なくなるようだったら依存症の可能性が高いです。自分が依存症だという自覚を持ったとき、あなたはとても苦しくて辛い気持ちになるでしょう。しかし、その辛いという気持ちが良くなろうという意思に繋がります。自覚がなければ、治療も始まりません。自覚を持てたことが、依存症克服への第一歩なのです。

辛いけど、依存している物事に関連する情報を「見ない」、「立ち寄らない」!

例えばアルコール依存症の場合、お酒を呑むときだけではなく、お酒の自販機を見ただけでも過去の記憶の影響でドーパミンが分泌されてしまいます。そして、またお酒に手を出してしまう可能性が高いです。なので、依存している物事に関する情報を見ないことが大切です。

ギャンブル依存症の場合は雑誌やインターネットの情報を見ないなど、自らシャットダウンする勇気が必要になってきます。パチンコ店に立ち寄る、居酒屋に足を踏み入れるなど、そういった行動もNGです。頑張って情報から距離を置くことが重要です。

依存症の人はそれに関連する情報を見つけるのが得意なケースが多いので、強い意志を持ちましょう。「ちょっとくらいなら……」と情報を見てしまうことで、克服しようという意思を持っているにも関わらず挫折してしまうことが多いです。

よく頑張ったね!一日我慢出来たら自分を褒めてあげよう!

依存症を克服するには、我慢を続けていくことが大事です。依存の対象に手を出さずに1日我慢出来たら、自分を褒めてあげましょう。依存症の人が1日我慢出来たのは大きな一歩です。

それを1週間続けられたら、また1週間、次は1カ月と日数を増やしていきましょう。依存症の克服は成功体験の積み重ねから。依存症は再発しやすいので、長い戦いとなります。3年我慢を続けられたら、依存症を克服したとみてもいいかもしれません。

もったいなかったと自覚する!依存していたことで使っていたお金を他のことに使おう!

依存しているものや事柄にはお金がかかっている場合が多いです。ギャンブル依存症だと、その額はきっと多大でしょう。依存症を克服するために我慢しているときは、思いきって他のことにお金を使うといいかもしれません。

依存していたことで使っていたお金を、趣味や家族との旅行、友達との交流など身になることに使うのです。それには結構なお金がかかってもったいないと思うかもしれませんが、依存してどんどん悪い状態に持っていってしまうお金の使い方よりもずっとためになります。
依存していて満たされた気持ちになっても、健康被害など影響は大きいです。それより、本当の意味で自分のためにお金を使うことであなたも幸せな気持ちになれるでしょう。

依存からのエスケープ!気持ちを逸らす行為や趣味を見つけよう!

依存している物事を行いたい衝動に駆られたときに、そこから気を逸らすことも大切です。好きな人の写真を見たり、水を飲むなどでも構いません。一時の衝動を我慢すれば、依存症克服へ近付いていくでしょう。また、依存している物事をしていた時間に違うことをやるのもいいとされています。

資格を取るなど何か目標を持ってそのために努力したり、趣味を見つけたりするといいでしょう。資格を取るのにも、趣味を続けるのにもお金がかかります。しかし、そのお金は依存していることに使っていたお金より心を豊かにしてくれます。

もったいなかったな…。失われた時間やものについて考えよう!

依存していると、多くの時間が失われていることになります。そのことについてじっくり考えてみるといいでしょう。家族との団らんの時間や人との交流の時間など、無駄にしてきた時間は多いのではないのでしょうか。また、依存症のせいで大切な人を失ってしまったケースもありますよね。

多額のお金を費やしてしまったケースもあるでしょう。失ったものは元には戻りません。その後悔をばねにして、克服しようという強い意思を持って我慢していくことが大切なのです。また、同じ後悔を繰り返さないように頑張っていきましょう。

チーム戦!仲間を見つけよう!

「他の人は普通に生活しているのに、自分だけ依存症になってみっともない」などと思ってはいませんか?そんなときは、同じ依存症で苦しんでいる仲間を見つけるのもいいかもしれません。他の人と情報を共有し、励まし合っていくことで、あなたもモチベーションを高めることが出来、努力を続けようと頑張れるでしょう。焦らず、こつこつと治していくことが大切です。

必見!依存症別克服法の紹介!

インターネット依存症は「寝室にスマホを持ち込まない」

インターネット依存症になっている若者は多いと思います。気が付かないうちにスマホ依存になっているケースも少なくないでしょう。その場合は、まずスマホの通知をOFFにしましょう。そのことで、しょっちゅうスマホが気になるという状態を緩和してくれるでしょう。

インターネットをするときは、「○○をするために開いた」と心の中で言葉にし、目的が達成されたらネットを閉じましょう。また、スマホをどれくらい使っているか知ることも効果的です。そして、寝室にスマホを持ち込まないのがポイント。ベッドに入ってだらだらと使うのを防ぐことが出来ます。

恋愛依存症は「相手のいいところを互いに言う」

恋愛依存症は、LINEで返信が来ないと過度に不安になったりしますよね。それは、自分の自信のなさのせいでもあると思われます。それを和らげるには、時々相手のいいところを恋人と互いに言うといいでしょう。いいところを言われたことで、あなたはきっと安心感に包まれるはず。

自分の気持ちを押し付けないようにしましょう。また、1人で何かにチャレンジしてみるのも気を紛らわす手段の一つです。1人で行うと寂しさに襲われやすいので、習い事やボランティアなど、誰かと触れ合う機会があることがいいでしょう。

アルコール依存症や薬物依存症の場合は病院も視野に

アルコール依存症や薬物依存症など、健康に大きな被害を及ぼす依存症の場合は、精神科などの医療機関を受診することも視野に入れるといいでしょう。抗酒剤や入院治療など、対処法があります。
しかし、依存している状態を元に戻す特効薬はないので、やはり自分との意思の戦いになるでしょう。自分は病気だという認識を持ち、治療していくことが克服への近道です。

克服して素晴らしい生活を取り戻そう!

依存症克服への道のりは険しいものだということが分かったと思います。重度になるとその分抜け出す時間もかかってしまうので、初期段階で対応を取ることが大切になります。
依存しているときは楽しいかもしれませんが、健康被害を及ぼしたり大切なものを失うことにもなりかねます。依存症を克服し、健康的な生活を送ることで、本当に自分のためになる楽しいことが見つかるはずです。

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