キャッシングの督促を無視し続けたらどうなる?取り立てよりも怖いのは?

キャッシングの督促を無視し続けたらどうなる?取り立てよりも怖いのは?

キャッシングで借りた借金を返せなかったら、取り立てが怖くてまた別の会社から借りてしまう人もいるかもしれません。しかし現在は厳しい取り立てが行われることはないので、取り立て回避のために他社から借りることには何の意味もありません。支払困難になったら、取り立てよりも給与差押えを意識して対策を考える必要があります。

キャッシングの返済を延滞した場合、電話による督促はあっても自宅訪問はほとんどない

キャッシングの返済期日を延滞した場合、だいたい1~2週間程度で、まずはハガキや封書で督促がくるのが一般的です。
ハガキや封書で督促がきたにもかかわらず、返済も連絡もせずに放置していれば、翌月もまた同様の通知がきます。督促の電話がかかってくることもあるようですが、必ずしも電話がかかってくるわけではありません。

督促を無視し続けると貸金業者が家まで取り立てにくるのではないかとビクビクしてしまう人もいるでしょう。
近年貸金業法が改正されて規制が強化されたため、貸金業者は正当な理由なく、夜間(21時~翌朝8時)に訪問したり電話したりしての取り立てができなくなりました。ただし、昼間であれば自宅訪問しても問題はないので、昼間に業者が家に来る可能性はゼロではありません。しかし実際のところ、大手消費者金融では訪問取り立てはほとんど行っていません。

近年は過払い金請求が相次いだことで、消費者金融は軒並み経営状況が悪化しています。少額の債権を回収するために訪問取り立てをするほど人件費をかけられないのが現状です。そもそもたいていの人は昼間は仕事をしていますから、昼間の自宅訪問はあまり意味がありません。だからと言って、勤務先へ出向いて取り立てすることは貸金業法の規制に引っ掛かります。
キャッシングで借りた借金を滞納したところで、訪問取り立てを恐れる必要はありません。

延滞した借金はサービサーと呼ばれる債権回収会社に譲渡される

キャッシングの借金を滞納したままでいると、その借金は借入した消費者金融の関連のサービサーと呼ばれる債権回収会社に譲渡されます。サービサーから通知が来れば、それ以降は借入した消費者金融と直接やりとりすることはありません。督促もサービサーから来るようになり、返済もサービサーに対して行うことになります。

最近は、消費者金融の借金を延滞するとかなり早い段階でサービサーに債権譲渡されます。督促のハガキなども、最初の1~2回は借入した消費者金融からきますが、その後はサービサーからくることになります。

サービサーはすぐに裁判所に支払督促を申し立てる

借金がサービサーに移ったからと言って、取り立てが厳しくなることはありません。サービサーも貸金業法による取り立て規制を受けますから、むやみに電話・訪問などをしてくることはありません。

実際には、サービサーは取り立てもそこそこに、すぐに支払督促の手続きをとります。支払督促というのは、裁判所に申し立てて「借金を支払え」という命令を得るもので、訴訟と違ってスピーディーに決定が出ます。支払督促に対して異議申立もできますが、異議申立しても訴訟に移行してしまいますから、どっちみち支払いを逃れることはできません

支払督促が確定すればあっという間に給与差押えされる

サービサーが申し立てした支払督促が確定すれば、それにより強制執行が可能になります。強制執行で一般に行われるのは、給与差押えです。
給与が差押えされると、毎月税金や社会保険料を除いた給与の4分の1が、会社から有無を言わせずサービサーに支払われてしまうことになります。

借金を返すために他社から借りることは何の意味もない

キャッシングの返済を滞納しても、厳しい取立てがなくなった今、督促を恐れて借金を返すために他から借りるといった自転車操業を繰り返すことは何の意味もありません。利息ばかりが増え、ますます終わりが見えない借金生活にはまるだけです。

それどころか、今は取り立てが控えめになった代わりにすぐに給与差押えされてしまいます。給与差押えされれば任意整理は難しくなりますので自己破産する以外方法がなくなってしまうこともあります。借金返済に困ったら、手遅れにならないうちに早い段階で債務整理を考えるのがおすすめです。

債務整理・過払い金請求のおすすめランキング

  • 司法書士法人杉山事務所

    週刊ダイヤモンド誌より選出された「消費者金融が恐れる司法書士】日本一!

    週刊ダイヤモンド誌より選出された「消費者金融が恐れる司法書士」で日本一になった司法書士法人杉山事務所は、毎月3,000件以上の過払い金請求の相談実績があります。

    業界トップクラスの相談実績があり、過払い金請求に強い司法書士が多数在籍しています。

    杉山事務所は全国に大阪、名古屋、東京、福岡、広島、岡山、仙台の7ヵ所あり、幅広い都道府県に対応が可能です。また、出張相談にも対応していますので遠方にお住まいの方や事務所に来所ができない方にもおすすめです。

    特徴 ・「消費者金融が恐れる司法書士」日本一
    ・相談実績:毎月3,000件以上
    相談料 無料
    対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、和歌山県、奈良県、兵庫県、愛知県、静岡県、長野県、岐阜県、滋賀県、三重県、福岡県、熊本県、大分県、佐賀県、山口県、広島県、島根県、愛媛県、岡山県、鳥取県、香川県、徳島県、宮城県、福島県、山形県、秋田県、岩手県
  • アディーレ法律事務所

    アディーレ法律事務所は全国に76の支店を持つ法律事務所です。弁護士が150名以上在籍している大手の法律事務所です。相談者にも安心の返金保障制度があるので、もしも満足できなかった場合は90日以内ならば着手金が返金されます。

  • 司法書士法人新宿事務所

    テレビCMでお馴染みの新宿事務所は、過払い金のとりあつか件数が2年連続の日本一にもなった事務所です。全国対応しており365日24時間相談可能です。